(一財)花山宇宙文化財団

2020年度     金曜天文講話

19世紀の偉大な科学者であり、小学校の課題図書にもなっている名著『ロウソクの科学』で知られるように一般への科学普及の面でも先駆者であったファラデーは、毎週金曜の夜、一般市民向けに「金曜講話」と呼ばれる講演会を行っていました。市民への科学普及の先駆けであるこの講演会は好評を博し、かつその参加料収入はファラデーの研究の助けとなりました。
「金曜天文講話」はファラデーの例にならい、金曜日の夜、京大の天文学者が最先端の天文学の研究成果を市民向けにわかりやすく講演し、参加者から頂いた寄附あるいは参加費の一部を京大花山天文台の運営費に活用することを目的としています。
花山天文台へのご支援を兼ね、最新宇宙研究のわくわくする話を聴いて、いっしょにわくわくしませんか?

京都大学大学院理学研究科 附属天文台台長・教授 一本 潔
京都大学大学院理学研究科 宇宙物理学教室 教授 長田哲也
京都大学               名誉教授 柴田一成


開催要領

主催:京都大学大学院理学研究科附属天文台
共催:一般財団法人花山宇宙文化財団、京都大学大学院理学研究科宇宙物理学教室
対象:中学生以上(推奨)、小学生可
日時:(ほぼ隔週)金曜日午後6時半~8時


今年度の予定


京都大学において対面での講義が実施可能となるまでは、キャンパスプラザ京都での開催を見送り、
第1回から第6回までは中止しました。以降は、オンラインで開催します。

開催地: Web 会議サービス「Zoom」
時間: 18:30-20:00 (18:15ぐらいから入室可)
参加費: 1000円(途中参加・退出 OK)
定員: 250 名(先着順)

参加協力券は、以下のリンク先(Peatix)から購入をお願いします。

後期

第9回 10月23日(金) 磯部洋明「歴史文献から探る過去の太陽活動」参加協力券を購入する
第10回 11月 6日(金) 有松亘「拡がる太陽系 -はやぶさ2・ネオワイズ彗星・宮古島-」参加協力券を購入する
第11回 11月20日(金) 長田哲也「赤外線で見る銀河の真ん中」参加協力券を購入する
第12回 12月 4日(金) 太田耕司「宇宙の果ての銀河を探すっ」参加協力券を購入する
第13回 12月18日(金) 野上大作「せいめい望遠鏡で見るブラックホール活動」参加協力券を購入する
第14回 1月15日(金) 杉本茂樹「アインシュタインの夢: 重力の謎とひも理論」参加協力券を購入する
第15回 1月29日(金) 川中宣太「宇宙最大の爆発・ガンマ線バースト」参加協力券を購入する
第16回 2月12日(金)柴田一成「太陽フレアと生命・人間への影響」参加協力券を購入する


なるべくPeatixからのご購入をお願い致します。
難しい場合は、事務局(info@kwasan.kyoto)まで、メールでお申し込みください。

講演者やタイトルは変更になる可能性があります。Webでご確認ください。




前期

第1回 5月 8日(金) 浅井歩「太陽活動と地球」
第2回 5月22日(金) 嶺重慎「複雑な宇宙--カオス・フラクタル・べき分布」
第3回 6月 5日(金) 長田哲也「岡山3.8mせいめい望遠鏡」
第4回 6月19日(金) 佐々木貴教「生命を宿す惑星の条件」
第5回 7月10日(金) 前田啓一「せいめい望遠鏡で超新星の正体に迫る」
第6回 7月17日(金) 細川隆史「宇宙の始まりと最初のブラックホール誕生」
第7回 8月21日(金) 川中宣太「宇宙線の謎」
第8回 8月28日(金) 柴田一成「明月記と超新星」




終了した講話

過去の情報
2017年度金曜天文講話
2018年度金曜天文講話
2019年度金曜天文講話